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【大学院共通科目(ALA科目群)】 2026年度 ベルギーオンサイト実習:成果報告会
オンサイト実習は、同志社大学とダイキン工業株式会社との連携事業の一環として実施しています。同志社大学グローバル・リソース・マネジメント(GRM)の理念である「現場を訪れ、現地で現実に触れる」ことを重視したプログラムです。
文系・理系、学生・社会人という枠を超えて、大学院共通科目(アドバンスト・リベラルアーツ科目群)の「On-site Group Work Introduction」および「On-site Group Work」で、本学大学院生とダイキン工業の若手社員が共に学びます。
2026年9月4日、今出川キャンパス良心館において、2026年8月にベルギーで実施したオンサイト実習の成果報告会を開催しました。
本報告会では、実習に参加した学生・社会人が、現地での調査・視察を通じて得られた知見や考察について、グループごとに発表を行いました。今年度は実習参加者以外にも公開したため、次年度の受講を検討する学生や過年度の受講者、教職員に加え、ダイキン工業TICの関係者にもオンラインで多数参加いただき、実習成果の共有と活発な意見交換が行われました。
多様な主体による持続可能な社会の実践を学ぶ
実習期間中、参加者は持続可能な社会の実現に向けて、行政、企業、大学、市民コミュニティなどの多様な主体がどのような役割を担い、相互に連携しているのかを以下のように多角的に学びました。
・EUにおける政策形成の現場視察
・企業の環境・気候変動対策への取組の調査
・カーボンニュートラルな都市設計や市民参加型のまちづくり事例の調査
・大学内のサステナビリティ推進組織や研究・教育活動の視察
参加者は、それぞれの組織が有する制度的・技術的・社会的アプローチを比較しながら、環境問題への対応が単一の主体によって成り立つものではなく、多様な主体の協働によって推進されていることを学びました。
トップダウンとボトムアップの連携に着目した分析
成果報告会では、参加者が3つのグループに分かれ、現地調査から得られた知見を整理・分析した成果を発表しました。
各グループは、行政機関や大学による制度設計・政策推進といった「トップダウン」のアプローチと、市民やコミュニティによる主体的な行動や社会的実践といった「ボトムアップ」のアプローチが相互に補完しながら機能している点に着目しました。そして、持続可能な都市や社会を実現するためには、いずれか一方ではなく、多様な主体が共通の目標のもとで協働するガバナンスの仕組みが重要であると提言しました。
さらに、ベルギーで得られた知見を同志社大学の教育・研究活動やキャンパス運営にどのように応用できるかについて提案を行いました。環境配慮行動の促進、学内コミュニティの活性化、部署横断的な連携の強化、カーボンニュートラルに向けた組織の連携と協創など、大学を持続可能な社会の実践の場として位置付けるための具体的な提案が示されました。
学際的・実践的学習の成果を共有
本報告会は、海外での実地調査を通じて得た知識を単なる理解にとどめず、自らの所属する組織や地域社会への応用可能性を検討する機会となりました。また、異なる専門分野や経験を有する参加者同士が協働して課題に取り組むことで、持続可能性に関する社会課題を複眼的に捉える重要性を確認する場にもなりました。
各グループからの発表後に、会場では発表ポスターを用いたギャラリーウォーク(※)により、さらに活発な質疑応答・意見交換が行われました。今後のさらなる学びの継続や取組が期待される、実り多い報告会となりました。
最後に、ダイキンヨーロッパ社を含め、実習の準備段階から多大なご支援をいただいた皆様に、心より感謝申し上げます。
※ギャラリーウォーク:教室内を歩き回りながら発表展示を見たり、意見を交わしたりする対話型学習方法
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グローバル・リソース・マネジメント(GRM) 「次の環境」協創コース |
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高等研究教育院事務室 TEL:075-251-3259
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