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トピックス

【新島塾】 合宿で鍛える知的基礎体力  ~2日目~

2026年9月30日 更新

 8月29日(2日目)の午前は、1日目に引き続き、柴田一成氏と花山天文台の運営に携わる方々による講義でした。
【1日目の様子はコチラ】

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 太陽観察のフィールドワークを行う予定でしたが、悪天候のため中止となりました。その代わりに、普段はなかなか触れる機会のない天体望遠鏡の組み立てを体験することができました。実際に組み立てることで、天体望遠鏡の仕組みの理解が深まるとともに、重量感も体感することができました。また、実際の観測データを用いて太陽の大きさを算出するグループワークでは、塾生同士が協力しながら挑戦し、多くの塾生が試算に成功しました。

 続いて、柴田一成氏による天文学セッションの総括が行われました。特に強調されていたのは以下の2点です。

 (1)

環境問題を考える際に、太陽の活動の長期変動を考慮しなくて良いのか

 (2)

スーパーフレアが発生した場合、地球環境や社会にどのような影響が及ぶのか

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 今年の合宿のテーマは「地球環境問題と良心」です。多くの人は環境問題というと、地球温暖化に代表されるような地球内部の問題として捉えがちです。これに対して、本セッションでは宇宙にまで視野を広げ、環境問題について考える機会となりました。これまでにない視座を得られた有意義な学びとなりました


 休憩後の15時からは、エネルギー総合工学研究所理事長・東京大学名誉教授である寺井隆幸氏による「エネルギー資源問題と良心 ―個人として、社会として、世界として―」と題した講義が行われました。課題図書は、一般財団法人エネルギー総合工学研究所編著『未来エコ実践テクノロジー 図解でわかるカーボンニュートラル ~脱炭素を実現するクリーンエネルギーシステム~』(技術評論社)と、斎藤幸平著『人新世の「資本論」』(集英社新書)の2冊でした。

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 講義では、寺井氏ご自身の経歴に加え、エネルギー資源問題や地球環境問題、カーボンニュートラル全般についてお話しいただきました。またご自身の経験を踏まえて、「人生に正解はありません。自分がやりたいことの軸は大切に、興味のあることは挑戦してみることが大切です。未来の行動によって、過去の結果の意味は変わってくるのです。」と語られました。そうすることで、何かのきっかけに繋がるかもしれないし、「頼り合う」のではなく「支え合う」という理想的な人間関係を構築できる、と語っておられました。

 また、講義全体のまとめとして、「脱炭素を実現するためには、二酸化炭素だけの問題ではなく技術システム、グリーン成長、脱成長という3つの側面(需要・経済・技術)をどのように組み合わせるかが重要」と話されていました。例えば、(「本当に必要な生産と消費は何?」「再エネや水素、原子力の使い方は?」)といった視点が示されました。その上で、脱炭素は二者択一で実現できるものではなく、それぞれが役割を分担しながら成り立つものであると結論づけられました。


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 講義終了後の夜の自由時間には、塾生は寺井氏や後藤副学長、多久和先生と将来や夢について思い思いに語り合いました。普段はお会いする機会の少ない先生方と交流できる貴重な機会となりました。塾生同士の親交も深めることができて、充実した楽しい時間を過ごしました。

(事務局・高等研究教育院事務室)
当日の写真は、フォトギャラリーでも掲載しています。

今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第7期生 樽谷さん(社会学部)
新島塾第7期生 鹿野さん(商学部)

関連情報 新島塾について
新島塾の詳細はこちらからご覧ください。

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TEL:075-251-3259
FAX:075-251-3152
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