高等研究教育院_RSSニュースリスト https://www.doshisha.ac.jp/next/news/news.rss 高等研究教育院_RSSニュースリスト ja Copyright(C) Doshisha University All Rights Reserved. Sat, 05 Sep 2026 16:49:19 +0900 http://blogs.law.harvard.edu/tech/rss 【大学院共通科目(ALA科目群)】 2026年度 ベルギーオンサイト実習 -4日目~5日目-

オンサイト実習は、同志社大学とダイキン工業株式会社との連携事業の一環として実施しています。同志社大学グローバル・リソース・マネジメント(GRM)の理念である「現場を訪れ、現地で現実に触れる」ことを重視したプログラムです。 文系・理系、学生・社会人という枠を超えて、大学院共通科目(アドバンスト・リベラルアーツ科目群)の「On-site Group Work Introduction」および「On-site Group Work」で、本学大学院生とダイキン工業の若手社員が共に学びます。

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4日目(ベルギー・オステンド)

 オステンドでは海岸から北海の洋上風力発電の風車を見学しました。海上に広がる風車群を前に、再生可能エネルギーへの転換が進むベルギーの取組を実感しました。
 その後、ダイキンヨーロッパのオステンド工場を訪問し、ヒートポンプ製造ラインや自動化設備、カーボンニュートラルの実現に向けた取組を視察しました。

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 また、工場内で製品紹介を担当いただいたTim氏の住宅を訪問しました。 Tim氏宅には、ダイキンのヒートポンプシステム「Daikin Altherma」が導入されており、プロパンを冷媒とした製品を導入されていました。見学を通じて、既存のラジエーターなどの設備を大きく変更することなく、従来のガスボイラーからヒートポンプへ切り替え、暖房・冷房・給湯を統合しながら脱炭素化を実現できる可能性について学びました。さらに、エネルギートランジションは政策や企業の取組だけでなく、市民一人ひとりの設備選択や住まいの改修によって支えられていることを実感しました。

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5日目(ベルギー・ブリュッセル)

 最終日は European Commission を訪問し、EUの気候変動対策や脱炭素政策について学びました。2050年カーボンニュートラルの実現に向け、欧州グリーンディールを中心とした包括的な政策が推進されており、環境政策と経済・産業政策が一体的に進められていることを理解しました。 続いて JETRO Brussels を訪問。EUにおける脱炭素政策や各種規制に関する最新動向を調査・分析し、日本企業へ情報提供を行う拠点としての役割について説明を受けました。欧州の政策動向が日本企業に与える影響や、脱炭素化が新たなビジネス機会を生み出す可能性について理解を深めました。

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 最後に House of European History を見学し、ヨーロッパ統合の歴史やEUの政策形成プロセスについて学びました。加盟国間の協力を通じて共通の課題に取り組む仕組みを構築してきた経緯を学び、現在の気候変動政策の背景への理解を深める機会となりました。

 今回のオンサイト実習では、研究開発、エネルギー、都市計画、政策など様々な観点から、欧州における気候変動対策とクリーンエネルギーへの移行について学びました。現地での視察や関係者との対話を通じて得られた知見をもとに、9月の成果報告会では、各グループがベルギーでの実習を通じて見出した課題や学びを踏まえ、カーボンニュートラル社会の実現に向けた提案を行います。

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https://www.doshisha.ac.jp/next/news/detail/052-yQXzXY.html 2 Wed, 02 Sep 2026 16:37:18 +0900
【大学院共通科目(ALA科目群)】 2026年度 ベルギーオンサイト実習 -1日目~3日目-

オンサイト実習は、同志社大学とダイキン工業株式会社との連携事業の一環として実施しています。同志社大学グローバル・リソース・マネジメント(GRM)の理念である「現場を訪れ、現地で現実に触れる」ことを重視したプログラムです。 文系・理系、学生・社会人という枠を超えて、大学院共通科目(アドバンスト・リベラルアーツ科目群)の「On-site Group Work Introduction」および「On-site Group Work」で、本学大学院生とダイキン工業の若手社員が共に学びます。

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 2026年8月16日から23日にかけて、ベルギーを舞台にオンサイト実習を実施しました。
 今年度は 「Climate Actions and Clean Energy Transition in the European Union: Collaboration and Co-creation toward a Carbon Neutral Society」 をテーマに、欧州における気候変動対策やクリーンエネルギーへの移行について学びました。 気候変動が深刻化する中、脱炭素社会の実現は世界共通の課題となっています。本実習では、企業、大学、行政、市民など様々な主体による取組を視察し、カーボンニュートラル社会の実現に向けた協働と共創の重要性について考察しました。

1日目(ベルギー・ゲント)

 ゲント大学内にある DENV Research & Development Center を訪問しました。世界で最も歴史のある建物の環境性能評価・認証制度であるBREEAM認証を受けた施設内では、騒音試験や気候環境試験が行われるテストルームを見学し、ヒートポンプをはじめとする空調機器の研究開発について学びました。欧州だけでなく、中東やアフリカなど地域ごとの環境条件に対応した製品開発が進められており、脱炭素社会の実現を支える技術開発の重要性を実感しました。
 また、ベルギー連邦政府の経済省担当者より、ベルギーのエネルギー政策について、施設内で学びました。かつての「脱原発路線」から転換し、原子力と洋上風力の大幅拡大等の再生可能エネルギーを両輪に、エネルギー安全保障と脱炭素化を目指す最新の政策動向を知ることができました。
 ベルギーは北海の沖合に、世界初となる洋上風力発電の送電ハブとなる人工島である「プリンセス・エリザベス・エナジー島(Princess Elisabeth Island)」の建設を進めており、ベルギー国内や欧州のエネルギーハブとしての役割強化を目指していることについて学び、2日目以降の実習へ繋がる学びとなりました。

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2日目(ベルギー・ゲント)

 ゲント大学で学生と教職員が連携してサステナビリティを推進する組織 Green Office Ghent を訪問しました。航空機利用の制限やベジタリアンメニューの推奨、自転車通学の促進、フェアトレード商品の活用など、大学全体で持続可能な社会の実現に取り組む様々な活動について学びました。
 省エネによるコスト削減分をプロジェクトへ再投資する財源とする等の工夫、実験の結果を通じて合意形成を図り、政策化して組織への定着を図るという Green Office Ghentの実践は、持続可能性の高い取組であることを実感しました。また、制度や技術だけでなく、一人ひとりの行動変容がサステナビリティ推進の鍵となることも再認識しました。

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3日目(ベルギー・ゲント)

 100年以上の歴史のあるHam Power Plant を訪問しました。
かつては石炭火力発電所として運転されていましたが、現在は発電所で温めたお湯(約85~100℃)を市内へ循環させる地域暖房システムを運営するとともに、天然ガスを活用した熱電併給(コージェネレーション)によって電力と熱を効率的に供給しており、これらの取組を通じて、脱炭素社会への移行期を支える重要なエネルギーインフラとしての役割を担っていることを学びました。
 また、風力発電や太陽光発電などの再生可能エネルギーは発電量が天候や時間帯に左右されるため、電力系統の安定化を支える調整力が必要となり、同発電所では、その不足分を短時間で補うため、航空機エンジンをベースとしたガスタービン発電設備を活用していることを学びました。これらの設備は10~15分程度で起動でき、再生可能エネルギーの変動に迅速に対応する役割を果たしています。航空機エンジン由来の設備が都市の電力供給を支える規模のエネルギーを生み出していることを知るとともに、大型旅客機が離陸時に消費するエネルギーの大きさについても実感する機会となりました。


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 午後は Muide-Meulestede Living Lab を視察しました。ゲント北部に位置する同地区では、港湾・工業機能を維持しながら、交通の脱炭素化、緑地整備、省エネルギー住宅の導入などが進められています。この地区では小規模な連棟住宅が多く、個別ヒートポンプの導入に伴う騒音や設置スペース、初期投資負担などの課題があることから、地域熱供給(District Heating)を活用したエネルギー転換の可能性が検討されています。
 また、住民、行政、大学、企業等が連携するLiving Labの枠組みを通じて、地域課題の解決と脱炭素化を両立する実証プロジェクトが進められており、カーボンニュートラル社会に向けた住民参加型の都市開発のあり方について学びました。

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9月4日に開催される成果報告会では、現地実習を通じて見出した課題とその解決策について発表を行う予定です。

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https://www.doshisha.ac.jp/next/news/detail/052-vNtPnN.html 2 Wed, 02 Sep 2026 16:35:54 +0900
【新島塾】「読書から始まる知の探究」小山先生セッション_第9回

8月8日の1・2限に、「読書から始まる知の探究」小山先生セッションの第9回学習を実施しました。

今回は、各班のこれまでの進捗の報告と、班ごとの内容のすり合わせを行いました。各班の進捗状況は以下の通りです。

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産官学連携班

 どの切り口(人との関わり・システム・技術系)で産官学連携を取り上げるか、当初は方向性に相違がありました。話し合いを通じて方向性をすり合わせ、東北大学の東北メディカル・メガバンク機構をはじめ、産官学による取り組みが行われている施設を訪問する計画が決定しました。

伝統文化班

 伝統工芸を次世代へどう引き継いでいくかに着目し、後継者問題や保護のあり方、守り継ぐ人々の想いを軸に、七夕まつりや仙台の歴史を取り上げようと計画中です。七夕まつりを支える商工会議所に加え、助言を受けて商店街の方々へのアポイントメントも調整中です。今回は、文化資本班と協同の訪問先のせんだいメディアテークでの質問内容や班のスタンスを話し合いました。

アクセス・文化資本班

 地理的な条件や環境の違いによって、文化に触れられる機会にどれほど差が生じるのかに着目します。震災で被害を受けた地域の交通を支える市政関係者の方々にアポイントメントが取れ、当日の同行にご協力のご提案も頂いています。今回は、伝統文化班と協同の訪問先のせんだいメディアテークでの質問内容の方向性を固めました。

全体プログラム

 提案資料をもとに塾生の関心を確認しました。その結果、松島を
 ①伊達政宗が育んだ仙台の文化(瑞巌寺・五大堂)
 ②それ以前から松島が持つ歴史(雄島・日吉山王神社)
 ③松島の自然(海岸・遊覧船)
 の3点から調査することが決定しました。

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 以上のように、行き先ではなく各訪問先で何をどう調べるかという学習内容の設計に議論を移し、班ごとに質問リストの作成や内容の整理を進めました。

 特に重視されたのは、調査の方法やあり方です。観点として挙げられたのが、構造的な調査にするか非構造的な調査にするかという点です。構造的な調査は質問を定型化して比較しやすく客観的なデータを得やすいですが、非構造的な調査は相手に応じて柔軟に掘り下げ、想定外の気づきを引き出しやすい方法です。

 どの班も非構造的な調査が中心となりますが、場面によっては構造的な調査も組み合わせ、より有意義なフィールドワークとなるよう準備を進めていきます。また、その前提となる学び自体も、さらに深めていきます。

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(事務局・高等研究教育院事務室)

今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第7期塾生 堀さん(文化情報学部)


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https://www.doshisha.ac.jp/next/news/detail/052-gCUA4H.html 2 Mon, 31 Aug 2026 12:37:58 +0900
【大学院共通科目(ALA科目群)】2026 On-site Group Work Introduction: ダイキンTIC訪問(TIC Visit)

オンサイト実習は、同志社大学とダイキン工業株式会社との連携事業の一環として実施しています。同志社大学グローバル・リソース・マネジメント(GRM)の理念である「現場を訪れ、現地で現実に触れる」ことを重視したプログラムです。 文系・理系、学生・社会人という枠を超えて、大学院共通科目(アドバンスト・リベラルアーツ科目群)の「On-site Group Work Introduction」および「On-site Group Work」で、本学大学院生とダイキン工業の若手社員が共に学びます。


The On-site Group Work is conducted as part of a collaborative initiative between Doshisha University and Daikin Industries, Ltd. The program is founded on the philosophy of Doshisha University's Global Resource Management (GRM), which emphasizes the importance of “visiting the field and experiencing reality firsthand.” Through “On-site Group Work Introduction” and “On-site Group Work,” offered within the Advanced Liberal Arts course group, Doshisha graduate students and young employees of Daikin Industries learn together beyond the conventional boundaries of academic disciplines and professional backgrounds, including the distinctions between the humanities and sciences, and between students and working professionals.
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 今年度のOn-site Group Workのテーマは、「Climate Actions and Clean Energy Transition in the European Union: Collaboration and Co-creation toward a Carbon Neutral Society」です。 8月に予定されているベルギー実習に向けた事前学習の一環として、今年もダイキン工業株式会社のTechnology Innovation Center(TIC)を訪問しました。


  As part of the preparatory learning for the field study in Belgium scheduled for August, students participating in this year's On-site Group Work visited the Technology Innovation Center (TIC) of Daikin Industries, Ltd. The theme of the 2026 On-site Group Work is "Climate Actions and Clean Energy Transition in the European Union: Collaboration and Co-creation toward a Carbon Neutral Society." During the visit, students learned about Daikin's initiatives to achieve a carbon-neutral society.

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 TICでは、カーボンニュートラル社会の実現に向けたダイキン工業の取り組みについてご紹介いただきました。
 特に印象的だったのは、社内外の多様な人々が自由に交流できる開放的な空間です。施設内には、部署や組織の垣根を越えたコミュニケーションを促進する工夫が数多く取り入れられており、Collaboration・Co-creationを通してイノベーションを生み出す環境づくりが実践されていました。

 また、ソーラーパネルの設置や徹底したごみ分別など、環境負荷の低減に向けた具体的な取り組みについても学びました。TICは、n-ZEB(net Zero Energy Building)として省エネルギー性能を追求した施設であり、環境性能評価制度であるLEED-NC(New Construction)Platinum認証を取得しています。建物そのものがサステナビリティを体現しており、環境への高い意識と先進的な取り組みを実感することができました。


  One of the most impressive aspects of the TIC was its open and collaborative environment, where people from diverse backgrounds, both inside and outside the company, can interact freely. The facility incorporates numerous features designed to encourage communication across departmental and organizational boundaries, fostering innovation through collaboration and co-creation.

  Students also learned about Daikin's specific efforts to reduce environmental impact, including the installation of solar panels and comprehensive waste-sorting practices. The TIC itself is a model of sustainability. Designed as an n-ZEB (net Zero Energy Building) with a strong focus on energy efficiency, the facility has earned LEED-NC (New Construction) Platinum certification, one of the highest standards in environmental performance assessment. Through the building's design and operation, students experienced firsthand Daikin's strong commitment to sustainability and its advanced environmental initiatives.

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 また、ベルギー実習を前に、欧州で普及が進むヒートポンプ技術についても学びました。ヒートポンプは少ない電力で効率よく熱を移動させることで、化石燃料の使用削減に貢献する技術です。欧州では環境政策を背景に導入が拡大しており、ダイキン工業も技術開発を通じてカーボンニュートラル社会の実現に貢献しています。


  In preparation for the upcoming field study in Belgium, students also learned about heat pump technology, which has been widely adopted across Europe. Heat pumps help reduce dependence on fossil fuels by transferring heat efficiently while consuming relatively little electricity. Supported by policies promoting decarbonization, their adoption has expanded rapidly throughout Europe. Daikin is contributing to the transition toward a carbon-neutral society through continuous technological innovation and development in this field.


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 今回の訪問を通じて、欧州の脱炭素化政策やクリーンエネルギーへの移行について理解を深めるとともに、企業が持続可能な社会の実現に向けて果たす役割について学ぶ貴重な機会となりました。


  The visit provided a valuable opportunity for students to deepen their understanding of European decarbonization policies and the clean energy transition, while also gaining insight into the important role that corporations play in building a sustainable future.

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 今後、参加者たちは8月にベルギーで実施されるオンサイト実習において、今年度のテーマのもと、欧州での先進的な取り組みや政策について現地での学びを深めます。現地では、行政機関や企業、関連団体への訪問を通じて、脱炭素社会の実現に向けた具体的な施策や課題について理解を深める予定です。また、オンサイト実習で得られた知見をもとに、参加者はそれぞれの視点から課題を分析し、その解決策について検討を重ねます。そして、9月4日に開催される成果報告会では、現地実習を通じて見出した課題とその解決策について発表を行う予定です。


  Participants will continue their learning during the on-site training program in Belgium this August, where they will engage with government agencies, companies, and related organizations to further explore advanced initiatives and policy approaches toward a decarbonized society. Drawing on the insights acquired through the program, they will analyze key challenges and develop potential solutions, the outcomes of which will be presented at the final presentation session on September 4.

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https://www.doshisha.ac.jp/next/news/detail/052-HiwUYq.html 2 Thu, 30 Jul 2026 10:38:16 +0900
【新島塾】「読書から始まる知の探究」垣見先生セッション_「近江高島・敦賀・武生」臨地研修

6月7日に垣見先生による万葉セッションの最終回として、臨地研修を行いました。京都駅から湖西線を利用し、近江高島、敦賀、武生を巡りました。

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 近江高島では、乙女ヶ池歌碑や大御船の歌碑をめぐり、琵琶湖周辺でどのような歌が詠まれたのかを学びながら散策しました。自然に囲まれたのどかな雰囲気の場所で、万葉の時代の人々がどのような気持ちで歌を詠んだのかを感じられる場所でした。

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 午後からは敦賀を経由し、福井県の武生へ向かいました。武生では万葉の里味真野苑と紫式部公園を訪ねました。
 万葉の里味真野苑は、平城の都からこの地に流された中臣宅守と都で宅守を思う狭野弟上娘子の悲しい恋の歌の舞台として知られています。万葉集に歌われた植物に囲まれながら、二人の「相聞歌碑」を見学しました。

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 今回の垣見先生の万葉セッションでは、全ての回を通じて常に新たな視点を得るきっかけとなるものでした。
 セッションが始まる前は「万葉集」や「植物」というジャンルに対して、漠然と難しそうでつまらないものだと思っていました。しかしながら、先生の解説とともに学んでいくうちに、その面白さがだんだんと分かってきました。
 普段の生活で、これまで全く気にすることがなかったようなことにも目を向けるようになり、このような分野の学習は人生を豊かにするものだと感じました。

(事務局・高等研究教育院事務室)


今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第7期塾生 川村さん(グローバル・コミュニケーション学部)


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https://www.doshisha.ac.jp/next/news/detail/052-O4K5gB.html 2 Tue, 07 Jul 2026 16:41:51 +0900
【新島塾】「読書から始まる知の探究」小山先生セッション_第7回

6月27日の1・2限に、「読書から始まる知の探求」小山先生セッションの第7回学習を実施しました。今回は、全体訪問先の決定と各班の事前学習の報告を行いました。

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 1限目は、最初にフィールドワーク当日のスケジュールを確認しました。残りのセッションも少なくなり、今後は対面で活動する機会が限られています。そのため、授業外の時間をいかに有効に活用し、主体的に内容を深めていくかについて、塾生全体で認識を共有しました。

 その後、全体訪問先について話し合い、「東日本大震災を学ぶ案」と、「現地の地理・文化について学ぶ案」に分かれました。それぞれの目的や学びの意義について意見を交わした結果、現地固有の地理と独自の文化を同時に深く学べる点から、全体訪問先は松島に決定しました。また、多くの塾生が積極的に発言し、互いの意見を踏まえながら話し合いを重ねたことで、異なる意見を尊重しながら合意形成を図る姿勢が養われました。

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 2限目には、各班がこれまで進めてきた事前学習の進捗報告を行いました。先生からは、フィールドワークにおける事前の徹底的な下調べが、現地での学びの質を左右するという点を、全班に共通して強調されました。事前に調べた内容を踏まえて質問することで、訪問先の方からより深い情報を引き出すことができると考えられます。訪問先の活動内容や意義といった基本的な情報に加え、文献やインターネットだけでは得られない気づきや新たな視点を得ることもできます。

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 今回のセッションでは、単にこれまでの事前学習を通して完成した内容を発表するだけでなく、その中で生じた疑問や課題を共有することの大切さも実感しました。悩んでいる点を共有することで、先生や他班から新たな視点や具体的な助言をいただき、自分たちだけでは気づくことができなかった改善点を見つけることができました。 これまでは、各自が資料や文献を調べながら情報を集めることが中心でした。これからは、今回いただいた助言を活かしながら事前学習をさらに深めるとともに、訪問先へのアポイントメントや当日の行程表作成、中間報告書の作成など、班全体で準備を進めていきます。今回の学びを活かし、より充実したフィールドワークとなるよう取り組んでいきます。


(事務局・高等研究教育院事務室)

今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第7期塾生 大江さん(政策学部)
新島塾第7期塾生 前野さん(政策学部)




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https://www.doshisha.ac.jp/next/news/detail/052-xC3ziE.html 2 Tue, 07 Jul 2026 13:17:54 +0900
【プレFD】2026年度春学期 「未来の大学教員養成講座」の開催報告

2026年度春学期 「未来の大学教員養成講座」(プレFD)を開催しました。

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 同志社大学高等研究教育院では、これから大学教員を目指す大学院生のキャリア支援の一環として、「未来の大学教員養成講座(プレFD)」をオンデマンド学習と2日間の対面講座を組み合わせた集中プログラムとして開催しました。

 本講座は、博士後期課程の大学院生が高等教育機関の教員として活躍していくための基本的な知識と技能を修得することを目的とし、授業づくりの考え方と方法、そして教員採用試験の心構えと方法を学ぶ機会として実施しました。また、異なる専門分野の研究者同士の交流・研鑽機会の場とすることを目指しています。

 講師として、京都橘大学経営学部経営学科ならびに教育開発・学習支援室の准教授であり、日本高等教育開発協会の副会長や、日本私立大学連盟研修委員長も務めておられる西野 毅朗先生をお迎えし、教育開発の専門的視点から、実践的かつ丁寧な指導をいただきました。

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第1回(入門編):大学教員になるための基礎知識(4月24日(金)~オンデマンド動画配信)

    Part1.日本の高等教育と大学教員

  • 大学の誕生と発展(大学のルーツ、日本の大学の特徴)
  • 職業としての大学教員(大学教員の資格・役割・葛藤・労働状況)

    Part2.授業設計の基本

  • 授業設計の前提(学習成果に影響を与える要素、授業設計・シラバスとは)
  • 授業設計のポイント(授業設計の考え方、適切な目標・評価の設定、効果的な計画の立案)

    Part3.授業実践の基本

  • 講義法の基本(講義法の特徴、道具の使い方、身体の使い方)
  • アクティブラーニングの技法(アクティブラーニングとは、基本的な技法とコツ)

    Part4.大学教員の役割とキャリア

  • 大学教員の役割(教育者・研究者・社会貢献者・大学組織人としての役割)
  • 大学教員の基本的なキャリア(日本の大学教員の現在、大学教員としての就職・昇格・異動)

• 第2回(実践編1):シラバス案・指導案の作成(5月30日(土)10時~17時30分)

• 第3回(実践編2):模擬授業・教員採用面接対策(6月13日(土)10時~17時30分)

※第2回、第3回開催場所:京田辺校地 情報メディア館 JM101番教室

 オンデマンド動画によるインプットに加え、クイズやグループワークによる復習を通し、入門編の理解を深めました。

 シラバス案や90分指導案の作成、模擬授業の実施、教員採用試験の心構えについて、個人ワーク、ペアディスカッション、グループディスカッション、グループワーク等の多様な授業手法の経験を通した、実践的な学びとなりました。生成AIを用いた実践と注意すべきポイントの具体的な提示は、時代に即した学びとなり、様々な相談を受け付ける「Q&A」においては、講師からの丁寧な回答により、参加者の疑問や不安の解消と将来展望に寄与しました。
 また、受講者同士で昼食場所を案内する姿や連絡先を交換する姿から、校地を越えた交流が生まれた様子が見て取れ、コミュニティ形成にも貢献した講座となったと言えます。

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 以下の到達目標に対する自己評価として高い回答が参加者から次々と述べられ、他の大学院生に本講座を勧めたいと全受講者がアンケートに回答する満足度の高い講座となりました。受講者にとって価値ある時間となったことが伺えます。

 本講座の修了者7名には、修了証明書が発行され、大学教員としてのキャリア形成に役立てられます。

①大学に関する基礎知識を理解している。
②授業設計に関する基礎知識と技能を身につける。
③授業実践に関する基礎知識と技能を身につける。
④大学教員としてのキャリア開発に関する基礎知識を身につけ、将来を展望する。
⑤所属や専門領域を超えたコミュニティを構築する。

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 同志社大学高等研究教育院では、今後も大学教員を目指す大学院生のキャリア支援としてプレFD活動を継続してまいります。


参加者の声(アンケートより概要抜粋)

  • シラバス作成・模擬授業を通じて実践的に理解を深められた。
  • 少人数でじっくり取り組め、作業を通して実践的に学習できた。
  • アクティブラーニングやディプロマ・ポリシーなど、考慮すべき点を学ぶことができた。
  • 文理共通の教育のポイントを学ぶことができた。
  • 講師の丁寧な指導とフィードバックが非常に有益だった。


未来の大学教員養成講座(プレFD)について

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https://www.doshisha.ac.jp/next/news/detail/052-PjBlQD.html 2 Tue, 16 Jun 2026 16:26:38 +0900
【新島塾】「読書から始まる知の探究」小山先生セッション_第5回

5月23日(土)1・2講時に、「読書から始まる知の探究」小山先生セッションの第5回学習を実施しました。

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 5月23日(土)1・2講時に、「読書から始まる知の探究」小山先生セッションの第5回学習を実施しました。
 これまでの学習では、フィールドワーク先として宮城県が選定されました。また、塾生各々の興味・関心に基づいて以下の三つの研究班に分かれました。

1.アクセス・文化資本班
 交通利用や文化体験における地域間格差について
2.産官学連携班
 宮城県で行われている特有の産官学連携の試みについて
3.伝統文化班
 宮城県特有の文化について

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 今回のセッションでは、まず研究班で設定した事前課題について全体で共有しました。事前課題として、アクセス・文化資本班は調査の問い・事前分析案・訪問先・インタビュー対象の整理、産官学連携班はリサーチ・クエスチョンと具体的な研究方法、伝統文化班は宮城県と深いつながりのある七夕についてまとめました。これらについて塾生、チューター、小山先生を交えて多くの意見交換が行われ、非常に有意義な場となりました。

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 一方で、班ごとに程度の差はありますが、各班員の興味・関心のある分野や現地で訪れたい箇所はいまだ差異が残っています。どのように意見を整理し、班として研究を行っていくのかについて、合意形成に向けた十分な話し合いが必要であると感じました。合意形成はときに意見の対立を伴い、困難な過程となることも考えられます。しかし、それは社会で必要とされるコミュニケーション能力や傾聴力等を磨く貴重な機会でもあります。そうした経験を積めるよう、引き続き努力していきます。
 次回までの事前課題の設定も各班に委ねられています。より良いフィールドワークにするために、今後も活発な意見交換を続けていきます。

 次回のセッションは6月6日(土) 1・2講時に行われます。


(事務局・高等研究教育院事務室)

今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第7期塾生 鹿野さん(商学部)




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https://www.doshisha.ac.jp/next/news/detail/052-yMdUVo.html 2 Thu, 04 Jun 2026 10:21:09 +0900
【新島塾】「読書から始まる知の探究」垣見先生セッション_第2・3回活動

万葉植物観察会

4月11日の3.4講時に「読書から始まる知の探究」垣見先生セッションの万葉植物観察会を実施しました。

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 今回のセッションでは、万葉集に登場する植物についての学習をしました。同志社⼤学 今出川キャンパス内にある植物を、垣⾒先⽣が作成してくださったマップをもとに、1つ1つ確認していきました。

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 今出川キャンパス内には多種多様な植物が植えられており、今までキャンパスを訪れることがあっても意識していなかったため、⼤変興味深い内容でした。

 今後のセッションでも、今回のような課外活動が複数回予定されていますが、本セッションで学習したことを活かしながら、万葉集についての理解を深めていきたいと思います。

臨地研修(明⽇⾹村)

4月12日に臨地研修(明⽇⾹村)を実施しました。

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 今回のセッションでは、万葉集に深い関わりがある奈良県の明⽇⾹村を訪問し、臨地研修を⾏いました。⾶⿃時代最⼤の豪族である蘇我⾺⼦の墓と考えられている⽯舞台古墳からスタートし、酒船⽯遺跡の⻲型⽯造物、⽇本最古の寺院である⾶⿃寺などを訪問しました。

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 研修⽇の当⽇は天候にも恵まれ、訪問地を1つ1つ丁寧に巡ることができました。実際に⾃ら⾜を運び、現地を⾒て回る経験は、単に教科書や資料から情報を得ることとは異なり、より深い知識として吸収できたと感じます。

(事務局・高等研究教育院事務室)


今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第7期塾生 川村さん(グローバル・コミュニケーション学部)


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https://www.doshisha.ac.jp/next/news/detail/052-8dEeuz.html 2 Mon, 11 May 2026 14:47:11 +0900
【新島塾】「読書から始まる知の探究」小山先生セッション_第3回

4月25日の1・2限に、「読書から始まる知の探究」小山先生セッションの第3回学習を実施しました。

 今回の課題は、フィールドワークの行き先候補を東北・広島・四国の3か所に絞り込み、それぞれの地域で何ができるか、また京都からのアクセス時間などを自由にまとめて提出するというものでした。

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 まず1限では、事前課題として提出したレポートを共有し、行き先の絞り込みを行いました。前々回の講義をふまえて候補地は東北・広島・四国の3か所に整理されており、塾生がそれぞれの地域で取り組みたい内容を挙げ、小山先生が板書しながら整理していきました。

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 2限では、引き続き行き先決定に向けた議論を行いました。発表を通して、塾生の関心が多かったテーマは「地方」「格差」「災害(復興・防災)」「原爆」「環境」などであることが明らかになりました。塾生、チューター、そして小山先生から様々な意見が出て、活発な議論が交わされました。

 行き先を決める上では、「戦争に関する平和学習を重視するのか」「震災に関する学習を重視するのか」という大きな方向性が論点となりました。最終的には利便性を考慮しつつ、普段あまり訪れる機会のない地域の、宮城県に決定しました。拠点は仙台市として活動します。

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 そのうえで、塾生の興味関心に応じて以下の3つのグループに分かれました。
 1.アクセス・文化資本
 2.伝統文化
 3.産官学連携

 今回の話し合いを踏まえ、宮城県で訪れたい場所や、各グループでどのような調査を行うかをまとめる課題が出されました。より良いフィールドワークにするため、今後も議論を重ねていきます。


(事務局・高等研究教育院事務室)

今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第7期塾生 山野さん(神学部)
新島塾第7期塾生 宮前さん(社会学部)




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https://www.doshisha.ac.jp/next/news/detail/052-fGmVF9.html 2 Fri, 08 May 2026 14:04:30 +0900
【新島塾】「読書から始まる知の探究」小山先生セッション_第1回

3月26日の3・4限に、「読書から始まる知の探究」小山先生セッションの第1回学習を実施しました。

 今回は、9月に予定しているフィールドワークの行き先候補についての事前課題が出されました。行きたい場所と、そこで調査したい複数のテーマや内容を選び、自由にまとめて提出するという課題でした。

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 当日は、各自が考えてきたフィールドワーク先についてプレゼンテーションを行いました。
 まず3限では先生、学生、卒塾生のチューター2名による自己紹介を行いました。一人ずつ自己紹介をした後、他の塾生が質問する形式で進め、お互いについて理解を深めることができました。

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 4限では、各自が準備してきたフィールドワークの希望先について発表しました。発表を通して、地方、格差、災害(復興・防災)、農業に関する候補先が多いことが分かりました。
  チューターの一人からは、「昨年は福祉など、心情に直接関わる内部的なテーマを選ぶ人が多かったが、今年はそれ以外の外部的なテーマに目を向けている人が多い。」というコメントがありました。質疑応答では、どのようにフィールドワークにつなげるか、新島塾として訪れる意義について意見が交わされました。

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 全員の発表後に、小山先生からは「どこに行くかだけでなく、そこで何をするのかという内容が重要です。」というお話がありました。今回の話し合いを踏まえ、次回は修正した行き先について再度プレゼンを行う課題が出されました。より良いフィールドワークにするため、今後も議論を重ねていきます。


(事務局・高等研究教育院事務室)

今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第7期塾生 樽谷さん(社会学部)
新島塾第7期塾生 石田さん(社会学部)




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https://www.doshisha.ac.jp/next/news/detail/052-5Qd1p9.html 2 Fri, 10 Apr 2026 14:45:51 +0900
【Comm 5.0】2025年度 Comm 5.0副専攻 修了式を挙行しました

3月13日(金)、京田辺キャンパスの言館(ことばかん)で、大学院研究科横断副専攻プログラムである、「Comm 5.0-AI・データサイエンス副専攻プログラム」の修了式を執り行いました。

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 本副専攻プログラムでは、新たなCommunicationとCommunityを総称してComm 5.0と呼び、AIやデータサイエンスの知識や技術を駆使して、Comm 5.0を構築できる人材(Comm 5.0アーキテクト)を輩出します。

 2025年度は3名の方が修了され、修了式では学長から式辞が述べられ、修了証の授与がされました。

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 修了証の授与後、修了者から「Comm 5.0で学んだこと」「自身が考えるこれからのCommunityやCommunication」等についてスピーチがあり、そのスピーチに対し、関わった先生方から質問やコメントがありました。

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 修了生には、異分野の教員や学生、社会人との共修を通じて得た学びを活かしながら、益々ご活躍いただきたいと願っています。


関連情報 Comm 5.0-AI・データサイエンス副専攻プログラム
Comm 5.0副専攻の詳細はこちらをご覧ください。

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https://www.doshisha.ac.jp/next/news/detail/052-Lb8FAF.html 2 Tue, 31 Mar 2026 13:29:52 +0900
【新島塾】2025年度 新島塾修了式を行いました

2026年3月12日(木)、同志社礼拝堂で新島塾修了式が執り行われました。

2025年度は14名の塾生が修了しました。
式典は新島塾塾長である小原克博学長の式辞から始まり、修了生には塾長から新島塾修了証が手渡されました。

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塾長からは
「“学び”というのは個人で行うものだけではなく、共同体的なものでもある。共に書を読み、共に同じ人の話を聞き議論する中で、自分一人では到達できなかったところまで到達できる。お互いが引き上げ合う仲間関係が新島塾にはあったはずである。これは学問の醍醐味であり、今後の皆さんの人生の基礎になっていく。」
「新島のようなたぎるような知的好奇心を決して絶やすことなく、それぞれの場で燃やし続けて、皆さん自身の新しい道を切り開いてほしい。」
といったお話がありました。

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修了証の授与後、修了生一人一人が列席している教職員・在塾生に対してスピーチを行いました。

~新島塾でどのように成長を遂げ、何を得たのか。
それを今後の学生生活や人生でどのように活かすのか。~

●専門分野以外の知見に触れ、他学部の仲間からたくさんの刺激を受けることができた。
●自ら問いを立てる力と、物事を多面的に考えて判断する力を養うことができた。
●点数のためではなく、心の底から学びたいと思う気持ちが芽生えた。
●「無知の知」を実感したと同時に、知を深めるためのサポートを新島塾でしてもらった。
●古い書から現代の学びを深めることができた。
●座学で学んだことを実際に自分の目で見て、現場で理解を深めることの大切さを実感した。
●新島塾で得た知識や経験を自分一人で享受せず、周りの人たちに与えられる人になりたい。
●主体的に現場に赴き、様々な人とコミュニケーションを取りながら、仲間と共に考え行動していけるリーダーを目指したい。
●読書を通じて教養を深め、柔軟に物事を判断し、周囲から信頼される存在となりたい。
※スピーチの様子はギャラリーページで紹介しています。

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 最後に、学生支援センター所長・飯田健教授より激励のメッセージがありました。

 「新島塾で皆さんは、自らの中に思想的な軸を持つことを学ばれた。それは読書、とりわけ古典によって支えられた思想である。この混迷した現代で生き残っていくうえで、皆さんが得た知識は応用することができる。」
 「読書によって身に付けた知識・思想をぜひ社会の中で生かしてほしい。そして同志社らしい型に収まらない倜儻不羈のリーダーとして、世の中を変えていただきたい。」

「Go, go, go in peace. Be strong! Mysterious Hand guide you!」
(同志社英学校第1回卒業式で新島襄が卒業生に送った言葉を引用)


 修了生には、新島塾で得た学びを活かしながら「自ら考え、行動するリーダー」としての今後の活躍に期待しています。

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(事務局・高等研究教育院事務室)



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https://www.doshisha.ac.jp/next/news/detail/052-4u0Rqa.html 2 Tue, 31 Mar 2026 13:28:04 +0900
【新島塾】リーダーシップ論・ワークショップ

3月12日午後、井上福子教授(ビジネス研究科)とNPO法人SALASUSU(サラス―ス―)理事長 青木健太氏によるリーダーシップ論・ワークショップが行われました。

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 第1部では、理論・経験・実践の観点から「真のリーダー像とは何か」を考察し、ロールモデルとしての新島襄先生のリーダーシップから何を学べるのか、自分たちには何ができるのかについて議論を行い、塾生同士で意見交換を行いました。第2部では、カンボジアで教育の質向上に携わっておられる SALASUSU(サラス―スー)理事長の青木健太氏に講演をしていただきました。

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 最初に、自己紹介、新島塾での学びの振り返り、そして自身の強みの分析からセッションが始まりました。ある塾生からは、「学問領域を超えて意見を交換しながら、1冊の本を1文字1文字丁寧に読み解く中で深い学びを得ることができた」と、自身の成長を実感する声が上がりました。 井上先生は具体的な経験やエピソードに基づいて自分の強みを提示することの重要性について述べられたうえで、「自分の強みを知ることは、他のメンバーの良さを知ることに繋がり、チーム全体のパフォーマンス向上に繋がる」と強調されました。
 続いて、昨年の授業で学んだリーダーシップ知識がどれだけ定着しているかを確認するためのテストが行われました。


問題1

リーダーシップの転換点とは何か?

問題2

リーダーのレベルによって必要なスキルは異なるが、どのレベルにも必要なスキルは何か?

問題3

シェアードリーダーシップは一言でいうと?

問題4

「人についてきてもらう」重要点4つは何か?

問題5

状況対応型リーダーシップによると、意欲があるが技能がない初心者にはどう対応すればいいか?

問題6

チームの発達段階で、不平不満段階でリーダーがやるべきことは何か?


 この課題に取り組む中で、塾生からは「過去の学びを不確かなままにするのではなく、何度も振り返り実践することの大切さに気づいた」という意見が出ました。井上先生は、「ビジネスの世界ではリサーチや復習が信頼や事業の成功に繋がるため非常に重要である」と述べられました。また、「オーセンティックリーダーなどの理論やロールモデルから学び、それを実践することで混乱期を乗り越えることができる」と、リーダーシップ論を学び実践する意義を強調されました。
 そして、第1部の最後には、ロールモデルとしての新島襄先生についてディスカッションが行われました。塾生からは、「新島襄先生の志や行動力から学び、その志を受け継いで自分なりのリーダーシップを発揮していきたい」という決意が述べられました。

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 第2部では、カンボジアの教育改革に尽力されている青木健太氏から、現地での取り組み、志を形にするまでのいくつもの困難、そして学び続けることの大切さについてお話を伺いました。青木先生は、目の前の一人ひとりの子ども達に寄り添い、「誰一人取り残さない教室」をつくることを目標に活動されています。 塾生からは「青木先生がお話された『一人ひとりの子どもを大切にするリーダーシップ』は、新島襄先生の『人一人は大切なり』という言葉に通じるものがあるのではないか」という意見もありました。

 今回のセッションを通して、リーダーシップの在り方は一つではなく様々な形があり、状況に応じて有効なアプローチが変化することを学びました。特に印象に残ったのは、他者へのリスペクトを前提としつつ、自分なりの方法で自身もリーダーシップを発揮するという形です。
  新島塾での学びを未来につなげ、これからもこの学びを活かし、お互いに尊重し合いながら、新島襄先生の「人一人は大切なり」を実践していきたいと思います。


今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第7期塾生 佐藤さん (文化情報学部)

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https://www.doshisha.ac.jp/next/news/detail/052-nHIUPH.html 2 Tue, 31 Mar 2026 13:25:26 +0900
【新島塾】 塾生企画 「読書から始まる知の探究」 ~大井先生セッション~

1月30日、2月26日に文化情報学部文化情報学科 大井先生による塾生企画が行われました。

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 この塾生企画のテーマはDA(デジタルアーカイブ)と教育であり、様々なDAを用いた教育実践を学ぶと共に、自分自身でDAを用いた教材を作成することで現代教育の課題を考える機会となりました。


 まず1月30日には、「問い」をひとつのテーマとして「AI」が台頭する現代における「問い」の重要性を再確認し、「答えの無い問い」に対するアプローチの方法、手段等を学びました。その中で答えの無い問に向き合うアプローチの手段としてDAを用いることで「これまでとは違う視点」「角度を変えた視点」で物事を考えられると学びました。
 例えば「ヒロシマ・アーカイブ」は広島原爆の被爆体験を地図上にマッピングすることで爆心地と被爆者の位置関係が分かり、これまでとは違う3次元的な見方が広がりました。
 2月26日には、DAを活用した模擬授業を行いました。準備段階では、まずテーマを設定し、それに関連する資料をDAで検索するところから始めました。キーワードやメタデータを工夫して検索することで、同じテーマでも異なる時代や地域の資料を見つけることができ、資料を比較したり、背景を考えたりする授業構成にしました。このような準備のもと、DAを活用した模擬授業をそれぞれが実施しました。

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発表者1:「選挙権の拡大」
対象:高校3年生

 選挙権が18歳に引き下げられた現在、高校生が学習者から当事者へと移行する段階にあることを踏まえ、歴史を通して制度の成り立ちを理解することで、現代の選挙を自分事として捉える視点を身につけることを目的としました。授業では、写真を用いながら、選挙権がどのように拡大してきたのかを時代ごとに確認しました。例えば、明治時代において、投票できる人が一定額以上の税金を納めた男性に限られており、当時の投票所の写真は、男性しか写っておらず、身なりを見ても、お金を持っていそうな人たちだということが分かります。また、模擬選挙を行い、同じ候補者であっても、投票できる人の条件によって結果が大きく変わることを実際に体験し、理解するワークを取り入れました。全体を通して、DAにある写真を用いることで、誰が写っているかだけでなく、誰が写っていないかにも着目し、その時代の価値観や社会のあり方を読み取ることができました。このことから、写真に写っていない人々や背景にある状況にまで目を向ける必要性をも改めて感じました。

発表者2:「気候変動と私たち」
対象:高校生~大人

 1926年から2026年までの100年間で平均気温が約1.2℃上昇していることを起点に、パリ協定や京都議定書といった国際的な取り組みを資料を用いて確かめました。また、キリバスの事例や、バーチャルウォーター(仮想水)、スマートフォンと環境負荷の関係などを、写真やデータを用いて提示し、気候変動を多角的に捉える構成としました。授業を通して、DAは過去の資料をもとに問題を具体的に理解するうえで有効であり、視覚的な情報によって関心を引き出しやすいという点に気づきました。一方で、現代の気候変動に関する最新の資料はDA上では十分に蓄積されておらず、現在進行形の課題を扱う際には資料の不足が課題となることも明らかになりました。そのため、DAは過去から現在への流れを理解する基盤として活用しつつ、最新の情報源と組み合わせて授業を構成する必要性が示されました。

発表者3:「人々の生活の様子」
対象:中学生(テスト後の復習)

 満州事変からポツダム宣言受諾までの人々の生活の様子を当時の写真を用いて授業を行いました。冒頭で時代ごとの主な出来事を簡潔に説明した上で、ワークをメインとしました。ワークでは、当時の写真をもとに、それぞれが①1931~1934年、②1935~1938年、③1939~1941年、④1942~1944年のどの時期に当てはまるかを考える内容でした。写真に写る人々の服装や表情、周囲の様子などから時代背景を読み取る必要があります。例えば、①には相撲や小学校の運動会といった比較的平穏な日常の様子、②には羽根つきや工場で働く姿、③には小学校の授業風景、④には傷痍軍人の運動会や街中の様子などが提示され、時代が進むにつれて生活の雰囲気が変化していくことが分かりました。教科書に掲載されている出来事だけでなく、当時の生活の姿を映し出す写真がDAには数多くあります。こうした資料を活用することで、歴史をより具体的かつ多面的に理解できることに気づきました。また、教科書だけでは見えにくい当時を生きた人々の姿に触れ、主体的に考える学びへとつなげることができました。

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 授業構成を考える過程では、どの資料を使うか、どのような問いを投げかけるかといった点を繰り返し検討しました。単に資料を見せるだけでは学びは深まらず、自ら考え、意見を共有できるような問いを設定する重要性を実感しました。また、同じ資料を見ても人によって着目点が異なるため、多様な解釈を尊重しながら議論することで理解が深まることにも気づきました。
 一方で、DAには膨大な資料があるため、学習目標に沿って適切な資料を選ぶ難しさも実感しました。ICTやデジタル資料は便利なツールではありますが、それをどのように教育の中で活かすかは教師の工夫に大きく左右されます。つまり、DAは教育を支える重要な資源である一方で、その活用方法を適切に設計することが教育の質を左右すると言えます。


 今回の模擬授業を通して、教育とは単に土台や基礎をつくり知識を伝えるだけでなく、資料や情報を手掛かりにして自ら考え、主体的に学びを広げていく力を育む営みであることを実感しました。DAはその学びを広げ、人と人、そして人と文化をつなぐ手段であり、今後の教育においても重要な役割を果たしていくと考えられます。

(事務局・高等研究教育院事務室)


今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第7期生 石田さん(社会学部)
新島塾第7期生 前野さん(政策学部)


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