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【新島塾】「読書からはじまる知の探究」垣見先生セッション_福岡臨地研修
「読書からはじまる知の探究」垣見先生セッションの福岡臨地研修が、2025年11月26日から28日に実施されました。
本セッションでは、「万葉集から風土と自然および文化的景観を考える」をテーマに、4月から半年間にわたり学びを深めてきました。万葉歌に詠み込まれた情景や土地の特徴を読み解き、飛鳥・奈良時代の人々がどのように自然と向き合い、文化を形成してきたのかを考察してきました。
今回の臨地研修はその集大成となるもので、塾生自身が訪問地を選定し、事前学習を踏まえて福岡県を中心に九州を巡りました。座学で学んできた万葉の風土を、その場に足を運び、自分自身の体験で確かめる貴重な機会となりました。
1日目(11月26日)
初日は福岡県太宰府市周辺を中心に、万葉ゆかりの地を訪ねました。太宰府周辺では、かつて大伴旅人や山上憶良が赴任していた時代の歴史的背景を踏まえながら、彼らが詠んだ和歌の情景に思いを馳せました。水城跡や観世音寺などを巡り、当時の防衛施設や寺院の役割を学びつつ、万葉の風土を五感で実感しました。
2日目(11月27日)
2日目は佐賀県まで足を伸ばし、九州北部に広がる万葉の文化を広くたどる行程となりました。
玉島神社や鏡山や万葉集にゆかりのある歌碑などを訪問し、前日とは異なる地形・自然の表情を観察しました。
また、JA伊都菜彩といった地域の生活文化に触れるスポットも巡りました。
そして、ホテルではミーティングを行い2日間の学びの振り返りを行い、3日目に向けた事前学習なども行いました。
3日目(11月28日)
最終日は宗像地域を中心に巡りました。世界遺産宗像大社では、古代から海上交通を見守ってきた信仰の姿を学び、沖ノ島を含む「神宿る島」宗像・沖ノ島関連遺産群について理解を深めました。
さらに志賀島や香椎宮頓宮などを訪ね、歴史的資料と万葉歌の背景を照らし合わせながら、土地の文化的景観がどのように形成されてきたのかを考える機会となりました。
今回の臨地研修では、万葉集で学んできた風土や情景を実際の土地で確認できたことで、和歌の世界が一気に身近になりました。このセッション全体を通じては、教科書や知識の中だけで理解していた万葉歌が、土地の空気や景色と結びつくことで立体的に見えるようになり、自然や文化を読み解く視点が養われたと感じています。
今後も新島塾の活動を通じて知識や教養を現地と結びつける習慣を身に付けたいと感じました。
今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第7期塾生 石田さん(社会学部)
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