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同志社大学新島塾

「●●さんに聞いてみた-現役塾生」

「新島塾」ってどんなところ?どんな活動が印象深い?
何人かの塾生にインタビューを実施し、それぞれの言葉で語ってもらいました。

新たな視点や知識を共有・補完し合うことができる

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 解決策を導き出すことだけにとどまらず、問題意識を持って『問い』を新たに創り出すことのできる人物になりたいと考えていた時に、多学部の学生で構成され、専攻分野のみならず文理横断的な総合知の獲得を目的としている新島塾の存在を知り出願しました。
 新島塾で学び始めてから半年が経ちますが、新島塾はただの課外活動の場にとどまらず、生涯の友との出会いの場であるように感じています。また、文理の垣根を超えて多様な視点から学びを追究することができる点や、学年を問わずすべての塾生が対等に議論できる環境が整っており新たな視点や知識を共有・補完し合うことのできる点が新島塾の特徴として挙げられると思います。新島塾での学びの経験がもたらした変化として、勉学への取り組み方があります。講義や期末レポートで問いや事象について考察する際、一つの学問分野に縛られず、異なる複数の視点からアプローチするようになったり、与えられた情報や意見を鵜呑みにすることなく異なる「解」はないか、「問題の本質はどこにあるのか」と批判的に思考したりするように変化しました。
 派遣留学に行くため1年間ほど新島塾の活動に参加できませんが、帰国後に活動を再開します。留学先でも新島塾での学びを忘れることなく自己研鑽に努めてまいります。
(新島塾第5期生・グローバル地域文化学部)

少人数で受ける非常に贅沢なプログラム

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 新島塾のことは入学以前から知っており、様々な学部の学生と切磋琢磨できる点に魅力を感じ、ぜひ入塾したいと思っていました。1年次に体験参加し、実際に入塾すると、最初は圧倒されることもありましたが、先輩や仲間との交流を通して少しずつ議論することにも慣れていきました。
 私は以前から、発想・創造力を鍛えたいと感じていました。この悩みに対して、ある教授から、多様な本を読むことや、自分とは異なる視点や考えを持つ人と議論することが克服に繋がるのではないかと教えていただきました。新島塾にはまさにその環境があり、複合的視点で考察することや自らの意見をもつことの大切さを実感しています。
 新島塾では学内外の各方面でご活躍されている著名な方々が講師をされます。2023年度の合宿ではエマニュエル・トッド氏から60分にも及ぶビデオメッセージをいただき、驚くと共に感銘を受けました。また、新島塾ではフィールドワークにも行きます。これまで、淡路島・神戸、富士山麓などに行き、今後は長崎や鹿児島にも行く予定です。少人数でこれだけのプログラムを受けることができるのは非常に贅沢なことだと思います。
 新島塾に入っていなければ決して話すことがなかったであろう素晴らしい方々に出会えたことや貴重な経験ができたことは私の宝です。期末試験の時期と新島塾の活動が重なると忙しく大変な時もありますが、充実した大学生活が送ることができているのは新島塾のおかげで、入塾して良かったと心から思います。これからも学び続ける姿勢を持ち続け、良心を手腕に人に寄り添い社会に貢献する人物になれるよう努める所存です。
(新島塾第4期生・神学部)

様々なリーダーの在り方を学んだ

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 「人前に立つことが苦手で、発言すること=恥であると考えている。そのため、リーダーシップを取ることなどもってのほか。」それが、入塾前の私の姿です。しかし、現在も自身の課題を改善できるように努力を重ねている段階ですが、新島塾の活動を通して大きく変わることができたと自負しています。このように変わる契機となった新島塾の活動は主に二つあります。
 一つ目は、学問分野の壁を超えたディスカッションです。塾生が自分の意見を積極的に伝える姿を見て、発言することは恥ずかしいことではなく格好良いことであると痛切に実感しました。それを機に、少しでも不明瞭に感じた点は積極的に質問したり、拙いながらも自分の意見を公言したりできるようになりました。また、複眼的な視点で物事を捉えられる様になった点に成長を感じています。
 二つ目は、リーダーシップ論のセッションです。本セッションを通して様々なリーダーの在り方を学んだことで、私にもリーダーの役割を担うことができるのだと気づきました。この気づきを活かし、講義内で行われるグループ発表の際に自らリーダーに立候補しました。かつて自分がそうであったことから、意見を主張できない人の気持ちが理解できるという強みを活かし、話しやすい雰囲気作りを心掛けることや積極的に意見を主張できない人には個別に意見を聞きに行く機会を設けるなどといった自分なりのリーダーシップを発揮し、リーダーの役割を務めることができました。今後も愚直に自己研鑽に励み、周囲の人を笑顔にすることを通して社会貢献できる人物になれるように尽力します。
(新島塾第5期生・社会学部)

「広げる学び」は知的刺激に満ちている

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 新島塾では学部の壁を越えて、経済学、生物学、物理学、地学、数学、神学、人類学、歴史学、心理学、文学……と様々な学問分野に触れることができます。学部では基本的に専門的な内容に取り組みます。学部の学びは「深める学び」なのに対し、新島塾での学びは「広げる学び」といえると思います。ともすれば、大学生活は「深める学び」に終始しがちです。しかし、少しだけ周囲に目を向けるとそこには広大な世界が広がっています。「読書から始まる知の探究」セッションの中で、はじめはあまり興味が湧かないなと思っていた分野であっても実際に本を読むと「こんなに面白かったのか!」と驚きを覚えることがありました。新島塾は学部ではなかなか体験できない知的刺激に満ちていると思います。活動を通じて、興味・関心の幅が広がったことを強く実感しています。
 新島塾には様々な必修プログラムがあります。目玉となるのは3泊4日で「知的基礎体力」を錬成する夏の合宿プログラムです。8冊の課題図書を読み、4日間朝から晩まで講義を受け、レポートと講義のメモを合わせて5万字近く書きました。普段、味わうことのないハードさです。他のプログラムも学期ごとに行われ、常にやるべきことがある状態が続きます。しんどいこともありますが塾生同士で勉強会を開いたり、励ましあったりして乗り越えています。気恥ずかしいことをいえば、一緒に苦境を乗り越えてきた仲間はかけがえのない友だと思います。新島塾は、そんな友を得ることのできる場でもあるのです。
(新島塾第4期生・法学部)

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