トピックス
【新島塾】「読書から始まる知の探究」小山先生セッション_第7回活動
7月6日(土)1・2講時に、小山隆教授(社会学部)による「読書から始まる知の探究」第7回学習が行われました。
今回の学習に際して塾生は、自らの関心に基づいて班ごとに事前学習を行い、そのレポートを作成したうえで臨みました。
まず、9月に行われる本セッションのフィールドワークの行程を全体で共有し、セッションに参加する塾生全員の訪問先、各班の訪問先についての意見交換を行いました。
北海道という京都から離れた地を訪れるため、その地に対する理解を深める必要があるという意見から、札幌の歴史を知ることのできるツアーへの参加が提案されました。
また、各班とも調査のテーマは定まっているものの、まだ訪問先の候補を絞り切れておらず、今後さらに話し合いを進めていきます。
次に、事前学習の共有とそれに関する質疑応答を行いました。
民族班は「日本とアイヌのこれまで・これから」というキーワードを掲げ、課題図書からヒントを得て、権力・アイデンティティ・教育・運動の4つのテーマから問題をとらえます。
班員がひとりずつ各テーマを担当、各自で課題図書を設定し、事前学習を行いました。現地ではアイヌ文化を肌で感じるほか、日本とアイヌの権力関係について、資料からかつての様子と現在の様子を学びます。
産業班は、酪農に関する基礎知識をまとめたのち、担い手不足や高齢化の問題に触れ、訪問先の候補について詳細を述べました。
実際に農業を営んでいる方の目線、行政からの目線、学問から捉える際の目線など、農業は様々な角度から見ることができます。
訪問先についてもこれらを考慮し、どのような調査を行うかを慎重に話し合っていく予定です
次回の活動は7月20日(土)1・2講時に行われます。次回のセッションでは、訪問先とスケジュールの熟考を行い、フィールドワークについて話し合う予定です。
(事務局・高等研究教育院事務室)
今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第5期塾生 内田さん(商学部)
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