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【新島塾】「読書から始まる知の探究」小山先生セッション_第1回活動
3月25日(月)2講時に小山 隆 教授(社会学部)による「読書から始まる知の探究」第1回学習が行われました。
初回講義のため、小山教授よりセッションの流れや趣旨についての説明がありました。本セッションは5期生を対象とした塾生主導の活動で、テーマやフィールドワークの行き先の決定、訪問先へのアポイントメントまで全て塾生が主体となって行います。
今年度は5期生7名がチューター3名のサポートのもと活動します。4月中を目処に学習テーマとフィールドワーク先を決定し、個人やグループでの事前学習を重ねたのち9月にフィールドワークを実施します。最後に学習のまとめとして10月に公開形式の学習成果報告会を開催し、成果報告書を作成します。
小山教授からは「大学のリソースを活用しながら学生主体で進められる魅力的なセッションだが、それゆえ摩擦も起きやすいため覚悟が必要だ。」とアドバイスがありました。さらに、5期生以降新島塾のプログラムの期間が2年から1年半に短縮された影響で、本セッションも約1セメスター分短縮して実施することになった。前年度までに比べ厳しいスケジュールになるとのことでした。
また、昨年度本セッションに取り組んだチューター3名から「フィールドワークでは現地での移動距離や時間を考慮するなど地理的な感覚を持って計画すること」「提出期限を守ること、約束を守ることは言うまでもなく常識だ。」「行先を決めるときにその場所を提案した人は最も積極的に関わるべきだ。」「塾生同士で意見が割れたらしっかりお互いの話を聞くこと。」など経験に基づいた様々な助言がありました。
加えて、自己紹介も兼ねて現段階で塾生各自がセッションで学習したいと考えるテーマの共有も行いました。現時点における各自の興味という段階でも、地域振興や差別、農業、エネルギー、食料安全保障など、様々な案が出ました。中には北海道や高知県など具体的な訪問先をイメージしている塾生もいます。小山先生からは「最終的には訪問先は1か所になるので、ほとんどの人の希望は通らない。けれでも自分たちで一から作り上げる活動は、ゼミでもなかなかできない。せっかくの機会だから自分の最初の想いを大切にしてほしい。」とアドバイスがありました。塾生は今後それぞれが関心を持つテーマとそれに適した訪問先の案を持ち寄り、次回4月6日(土)の学習で意見交換を行います。各自が5分程度の短いプレゼンテーションで、取り上げたい学習テーマと希望するフィールドワーク先を提案します。
今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第5期塾生 中塚さん(法学部)
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