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トピックス

【新島塾】「読書から始まる知の探究」多久和先生セッション_第1回活動

2024年10月23日 更新

2024年10月2日(水曜日)の6,7講時に、多久和英樹教授(理工学部)による「読書から始まる知の探求」の第1回セッションが行われました。

このセッションは「理系的事項の基本を学ぶための数学入門」というテーマで全5回にわたって実施されます。

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初回講義では、6講時にセッションの概要について多久和先生から説明があり、その後、塾生がグループに分かれて事前課題に関するグループワークを行いました。 7講時では関数に関する講義が行われました。

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6講時では、多久和先生からセッションの流れや意義、目的についての説明があり、新島塾の開設当時のお話も交えて、塾生に対する期待が語られました。
その後、グループに分かれて事前課題である四則演算を用いた中学校入試レベルのパズルについて議論し、発表を行いました。発表に際しては、講義の内容を明確に把握し、講義ノートを完成させること、他者の意見と自分の意見の相違点を明らかにすることなどが求められました。

塾生からは事前課題の出題意義として法則性の発見や見通しを立てる能力の養成や繰り返し実験を行うことの重要性、四則演算であるがゆえに文理に関係なく取り組むことができるなどという意見が生まれました。また、場合分けの大切さという意見が出た際には多久和先生より、「数えること(過不足の確認)」が理系的事項の基本であるというお話をいただきました。また、事前課題に数学的能力と非認知能力が必要であるという意見は新鮮で印象に残っています

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7講時では、関数に関する講義が行われ、グループごとに「関数」「一次関数」「二次関数」の内容を復習しました。多久和先生からは、方程式の理解だけでなく、内在する論理や学ぶ意味に注目するよう指摘がありました。各グループで意見をまとめた後、発表を行い、他のグループの意見を聞くことで新たな観点を得ることができました。 続いて、エントロピーについて関数と数式を使用しながら「原因」「結果」の論理について解説がありました。
「y=ax+b」という数式において、「a」「b」はパラメーターとして扱い、物事を止めて図ることの重要性が語られました。例題として、「10万円を60才に与える」と「一定の年数後に30万円与える」の影響について議論が行われました。 

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次回のセッションでは、「微分・積分」「微分方程式」「古典物理学と微分方程式」について学びます。
塾生は予習を行い、背景知識や学習する意図について自主学習を進める予定です。

(事務局・高等研究教育院事務室)


今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第期塾6期生 大石さん(社会学部)

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