トピックス
【新島塾】「読書から始まる知の探究」小山先生セッション_第3回活動
2025年4月19日(土)、小山隆教授(社会学部)による「読書から始まる知の探究」第3回のセッションが行われました。
まず1講時目に、前回の内容の確認と、「地域✕テーマ」についての調査を行いました

前回の内容確認では、「産業」「社会問題・暮らし」「自然・環境」「文化・歴史」「政策」の各班が、これまでに調べた内容や班としての方向性を再確認しました。また、事前課題で調べてきた内容に基づいて、実際にどこへ足を運びたいかについていくつかの候補を挙げて話し合いました。
さらに「地域✕テーマ」の調査を行い、それぞれの班の内容を共有し全体で行き先を暫定的に設定しました。その際、「何を学び、それをどのように活かすか」という点に重点を置いて話し合いが行われました。これは、小山先生が「ただ現地で調査して満足するのではなく、そこで得た学びを今後の人生や社会にどう活かせるかが大切だ」とお話しされていたことが背景にあります。
このような視点を意識しながら、塾生たちはそれぞれが持ち寄った意見をもとに議論を深めました。この時間を通して、多角的に物事を捉える姿勢を養い、自分たちの目的への理解をさらに深めることができました。


2講時目では、実際にフィールドワークを進めていく班と、行き先の最終決定を行いました。まず、これまで行ってきた各々の関心の構造化を踏まえ、福祉班、産業班、防災班、教育班、自然班の5つに班を分けることになりました。
その後、各班で複数の訪問候補地を持ち寄り、全体共有を通して各地域の特性や活動の可能性について意見を出し合いました。そして、各案の共通項を抽出しながら、なるべくすべての班が関心を持てる訪問先を模索し、合意形成を進めました。


その結果、フィールドワークの訪問先を「福島県」とすることに決定しました。福島県は産業、福祉、防災、教育、自然といった複数のテーマに関連性があり、各班にとって意義深い調査が期待できます。
次回以降の授業では、決定した訪問先である福島県において、各班が具体的にどのような活動・調査を行うかを検討します。全員が同じホテルに宿泊する予定のため、時間的・距離的な制約も考慮しながら、現地での行動計画を練っていく予定です。
(事務局・高等研究教育院事務室)
今回のトピックスは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第6期塾生 大石さん(社会学部)
新島塾第6期塾生 西浦さん(商学部)
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