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【新島塾】「読書から始まる知の探究」小山先生セッション_第6回活動

'23年10月13日 更新
同志社大学新島塾「読書から始まる知の探究」小山先生セッション_第6回活動
 7月15日に良心館417教室で小山隆教授(社会学部)による「読書から始まる知の探究」が行われました。夏季休暇前最後のセッションであり、3日間のフィールドワークのスケジュールの枠組みの共有を事務局から受け、その枠組みの中で時間を有効活用し、より多くの学びを享受すべく各班(戦争班、宗教班、エネルギー班)が準備した案をもとに丁々発止の議論が繰り広げられました。その議論の中では各自順備に余念がなく各自の興味・関心に応じて行動パターンが異なることから、全体での議論をマクロ的と評価するのであれば、ミクロ的な各班の単位においても、現地での行程をめぐり非常に活発な議論が行われました。

 なかでも「五島列島へ行くか否か」という点の議論が時間の大半を占めました。この議論に発展した要因には、エネルギー班の強い想いが挙げられます。その想いは、島嶼部共通の課題ともいえますが五島列島には「生活のライフラインである電力を島内で自給自足していること」や「海底ケーブルを用いて送電するという独自の電力供給システムを有すること」などエネルギー課題についての学びが豊富にあり、そこからエネルギーについての知見を深めたいというものでした。いうのも、エネルギー班の提案の背景には、五島列島までの往復および現地での活動に必要な費用負担の問題がありました。しかし、戦争班、宗教班ともにそれぞれの研究のテーマと五島列島には適合しない面があり、時間の有効活用という点において全員の賛同を得られるものではありませんでした。全体行動として五島列島に上陸に踏み出すには学習成果の最大化という観点から実現性に乏しく、残念ながらエネルギー班以外の班にとって学びを見込むことができないということから、その案への反対意見が多く出ることとなりました。最終的にこの議論は決着せず、次回のセッションで継続して議論することとなりました。

 次回以降のセッションでは今回の議論「全体行動で五島列島へ行くか否か」を深めたうえで、決断をしていきたいと考えております。それはもちろんのこと、小山先生からいただいた助言の通り、班ごとの学びの計画性の解像度の向上と学習ができる専門機関の選定、さらにそこへ訪問のアポイントメントの進行予定などを見据えたロードマップの作成を班ごとに深め、11月27日からのフィールドワークへの準備を着実に進めていきます。
(事務局・高等研究教育院事務室)
今回のNEWSは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第4期塾生 小嶋さん(経済学部)
同志社大学新島塾「読書から始まる知の探究」小山先生セッション_第6回活動
 7月15日に良心館417教室で小山隆教授(社会学部)による「読書から始まる知の探究」が行われました。夏季休暇前最後のセッションであり、3日間のフィールドワークのスケジュールの枠組みの共有を事務局から受け、その枠組みの中で時間を有効活用し、より多くの学びを享受すべく各班(戦争班、宗教班、エネルギー班)が準備した案をもとに丁々発止の議論が繰り広げられました。その議論の中では各自順備に余念がなく各自の興味・関心に応じて行動パターンが異なることから、全体での議論をマクロ的と評価するのであれば、ミクロ的な各班の単位においても、現地での行程をめぐり非常に活発な議論が行われました。

 なかでも「五島列島へ行くか否か」という点の議論が時間の大半を占めました。この議論に発展した要因には、エネルギー班の強い想いが挙げられます。その想いは、島嶼部共通の課題ともいえますが五島列島には「生活のライフラインである電力を島内で自給自足していること」や「海底ケーブルを用いて送電するという独自の電力供給システムを有すること」などエネルギー課題についての学びが豊富にあり、そこからエネルギーについての知見を深めたいというものでした。いうのも、エネルギー班の提案の背景には、五島列島までの往復および現地での活動に必要な費用負担の問題がありました。しかし、戦争班、宗教班ともにそれぞれの研究のテーマと五島列島には適合しない面があり、時間の有効活用という点において全員の賛同を得られるものではありませんでした。全体行動として五島列島に上陸に踏み出すには学習成果の最大化という観点から実現性に乏しく、残念ながらエネルギー班以外の班にとって学びを見込むことができないということから、その案への反対意見が多く出ることとなりました。最終的にこの議論は決着せず、次回のセッションで継続して議論することとなりました。

 次回以降のセッションでは今回の議論「全体行動で五島列島へ行くか否か」を深めたうえで、決断をしていきたいと考えております。それはもちろんのこと、小山先生からいただいた助言の通り、班ごとの学びの計画性の解像度の向上と学習ができる専門機関の選定、さらにそこへ訪問のアポイントメントの進行予定などを見据えたロードマップの作成を班ごとに深め、11月27日からのフィールドワークへの準備を着実に進めていきます。
(事務局・高等研究教育院事務室)
今回のNEWSは、以下の塾生が作成しました。
新島塾第4期塾生 小嶋さん(経済学部)
関連情報
お問い合わせ先
同志社大学新島塾(事務局 高等研究教育院事務室)
TEL:075-251-3259
FAX:075-251-3152
E-mail:ji-ktken@mail.doshisha.ac.jp
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