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同志社大学新島塾

新島塾とは

塾長メッセージ

同志社大学 学長 松岡 敬

 同志社大学は、1875年の同志社英学校開校以来、「志」のある学生を受け入れ、キリスト教主義教育を徳育の基本とし、良心を手腕に運用しながら自らの力で人生を切り拓くたくましさを備えた自治自立の人物を養成してきました。
 これからの社会は、AIやIoTなどのキーワードに見られるとおり、人工知能の開発や活用といった社会構造の大きな変化が予測されています。今後、日本や世界がどのような時代を迎え、人々の生活がどう変わるのかの見通しがますます困難になってきています。
 このような時代においては、幕末から明治にかけて社会のあり様が大転換した時代と同様に人生を切り拓く力を培うことが重要です。そのような意味において、明治維新の激動が冷めやらぬ時代から継承している本学の良心教育は、先行きの不透明な今日においても決して色あせない普遍性を持っています。
 同志社大学では、良心教育を継承しながら、文系と理系の垣根を越え、総合知を備えた次の時代を担う人物を養成するための新しい教育プログラムとして、「同志社大学新島塾」(以下「新島塾」)を2019年度に開校いたしました。新島塾では、学生の皆さんの意欲と能力を在学中に可能な限り伸ばし、社会の様々な分野で活躍する有為な人物を輩出することを目的としています。そして、それぞれの学問分野の専門性を身につけるだけにとどまらず、リーダーシップとフォロアーシップを兼ね備えた人物の養成を目指しています。
 いかに時代が移り変わろうとも、人に寄り添って真摯に意見を汲み取り、全体を見渡して、他者や組織を最善の方向に導くことができる人物は、多様性と寛容に満ちた豊かな社会を築く上で欠かせない存在です。
 新島が「人を植ゆる」という言葉に託したもの、「人一人ハ大切ナリ」という言葉に込めたものが、新島塾にはあると信じています。
 新島塾のプログラムは、いずれも骨のある熱い取組になるはずです。塾生の皆さんが互いの「良心」を信頼し合い、真剣で自由な、そして人格的な知的交流を重ねることで、互いに切磋琢磨できるものと大いに期待しています。

同志社大学新島塾塾長
(同志社大学 学長)
植木 朝子

塾長メッセージ
新島塾の概要