イベント

新島塾では、5期生が小山隆教授（社会学部）の指導のもと 4月から10月にかけて「読書から始まる知の探究」 を行いました。本セッションでは、塾生それぞれの関心に基づいて研究テーマを設定し、グループごとにフィールドワークでの訪問先を決定しました。計画や訪問先へのアポイントも、全て塾生が行いました。今年度は行き先を北海道に決め、農業に着目した産業班とアイヌ民族に着目した民族班の2つの班に分かれて活動しました。

　産業班では株式会社カーム角山様、酪農学園大学の日向貴久教授、北海道農政事務所様を訪問し、産・学・官からお話を伺いました。「食糧の安定供給と持続可能な農業」をキーワードに、農業の現状や課題について考えました。

　民族班は北海道大学の北原モコットゥナシ教授、札幌大学の本田優子教授、ウレㇱパクラブの学生の皆さんに取材しました。アイヌ民族教育や差別の現状、アイヌ文化の振興について学びました。